令和5年度化学物質規制対策「大学・公的研究機関と連携した化学物質管理高度化推進事業(酸化エチレンの大気消失過程の速度論的解析と領域大気質モデルによる大気リスク評価)」報告書
この報告は、酸化エチレンの大気中における動態と健康リスク評価について書かれた報告書である。産業技術総合研究所と東京大学が連携して実施した令和5年度の化学物質規制対策研究の成果をまとめたものである。
酸化エチレンは特定第1種指定化学物質であり、合成材料や界面活性剤の原料、医療機関での滅菌剤として広く使用されているが、発がん性が指摘されており、環境省の指針値を上回る濃度が各地で観測されている問題があ …
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