令和5年度化学物質規制対策「大学・公的研究機関と連携した化学物質管理高度化推進事業(経口暴露による化学物質蓄積性の生物種間差に関するデータ構築)」調査報告書

掲載日: 2024年11月21日
委託元: 経済産業省
委託事業者: 国立大学法人鹿児島大学
担当課室: 製造産業局化学物質管理課化学物質リスク評価室
この報告は、経口暴露による化学物質蓄積性の生物種間差について書かれた報告書である。鹿児島大学が令和5年度に実施した研究では、過去3年間にわたりコイを用いた経口濃縮試験を行ってきた継続研究として、ヒメダカを用いて生物種間差を検証することを目的とした。研究対象物質は、芳香族炭化水素類(テルフェニル類混合物)と紫外線吸収剤類混合物の2グループに分類され、それぞれ同時分析可能な物質群として設定された。流水 … 続きを読む →
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令和2年度化学物質安全対策(化管法・化審法に係る化学物質管理高度化推進事業)化学物質の蓄積・濃縮性に関する生物種間差の検証調査報告書

掲載日: 2021年10月29日
委託元: 経済産業省
委託事業者: 国立大学法人鹿児島大学
担当課室: 製造産業局化学物質管理課化学物質リスク評価室
この報告は、化学物質の蓄積・濃縮性に関する生物種間差について書かれた報告書である。日本の化審法では化学物質の蓄積性をコイによる生物濃縮係数(BCF)で判別しているが、コイが水生生物の代表性を持つかという疑問に答えるため、フェナントレン、クリセン、チオベンカルブの3種類の化学物質を用いてコイとヒメダカの蓄積試験を実施した。研究では流水式水槽システムを構築し、OECD TG305に準拠した精密な実験条 … 続きを読む →
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