令和5年度化学物質規制対策(ナノ材料等に関する国内外の安全情報及び規制動向等に関する調査)

掲載日: 2024年11月26日
委託元: 経済産業省
委託事業者: JFEテクノリサーチ株式会社
担当課室: 製造産業局化学物質管理課化学物質リスク評価室
この報告は、ナノ材料等に関する国内外の安全情報及び規制動向について書かれた令和5年度の調査報告書である。 報告書は、JFEテクノリサーチ株式会社により経済産業省の委託事業として実施され、ナノ材料の安全性評価と規制動向の把握を目的としている。ナノ材料は抗菌加工、日焼け止め、化粧品等の日用品からリチウムイオンバッテリーの電極添加剤まで幅広い用途で活用されており、今後の更なる応用が期待されている一方で、 … 続きを読む →
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令和5年度化学物質規制対策「大学・公的研究機関と連携した化学物質管理高度化推進事業(消費者製品に含まれる化学物質の経皮曝露を含めた包括的リスク評価スキームの構築)」調査報告書

掲載日: 2024年11月21日
委託元: 経済産業省
委託事業者: 静岡県公立大学法人静岡県立大学
担当課室: 製造産業局化学物質管理課化学物質リスク評価室
この報告は、消費者製品に含まれる化学物質の経皮曝露を含めた包括的リスク評価スキームの構築について書かれた報告書である。 研究背景として、リン系難燃剤は室内製品に高濃度で含有し、部材から容易に拡散・放散することが知られている。従来のリスク評価では経気曝露と経口曝露が主要経路とされていたが、近年、分子量400程度以下の両親媒性化学物質では皮膚透過による血液移行が報告されており、特にヒトと長時間接触する … 続きを読む →
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令和5年度化学物質規制対策「大学・公的研究機関と連携した化学物質管理高度化推進事業(経口暴露による化学物質蓄積性の生物種間差に関するデータ構築)」調査報告書

掲載日: 2024年11月21日
委託元: 経済産業省
委託事業者: 国立大学法人鹿児島大学
担当課室: 製造産業局化学物質管理課化学物質リスク評価室
この報告は、経口暴露による化学物質蓄積性の生物種間差について書かれた報告書である。鹿児島大学が令和5年度に実施した研究では、過去3年間にわたりコイを用いた経口濃縮試験を行ってきた継続研究として、ヒメダカを用いて生物種間差を検証することを目的とした。研究対象物質は、芳香族炭化水素類(テルフェニル類混合物)と紫外線吸収剤類混合物の2グループに分類され、それぞれ同時分析可能な物質群として設定された。流水 … 続きを読む →
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令和5年度化学物質規制対策「大学・公的研究機関と連携した化学物質管理高度化推進事業(酸化エチレンの大気消失過程の速度論的解析と領域大気質モデルによる大気リスク評価)」報告書

掲載日: 2024年11月21日
委託元: 経済産業省
委託事業者: 国立研究開発法人産業技術総合研究所
担当課室: 製造産業局化学物質管理課化学物質リスク評価室
この報告は、酸化エチレンの大気中における動態と健康リスク評価について書かれた報告書である。産業技術総合研究所と東京大学が連携して実施した令和5年度の化学物質規制対策研究の成果をまとめたものである。 酸化エチレンは特定第1種指定化学物質であり、合成材料や界面活性剤の原料、医療機関での滅菌剤として広く使用されているが、発がん性が指摘されており、環境省の指針値を上回る濃度が各地で観測されている問題があ … 続きを読む →
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令和5年度経済産業省化学物質規制対策「大学・公的研究機関と連携した化学物質管理高度化推進事業(非遺伝毒性肝発がん性の核内受容体活性化プロファイルに基づく評価の有用性検討)」報告書

掲載日: 2024年11月21日
委託元: 経済産業省
委託事業者: 静岡県公立大学法人静岡県立大学
担当課室: 製造産業局化学物質管理課化学物質リスク評価室
この報告は、化学物質による非遺伝毒性肝発がん性の評価方法について研究された報告書である。令和5年度に静岡県公立大学法人が実施した経済産業省の化学物質規制対策事業の成果をまとめている。 研究では、肝発がんを引き起こす化学物質を核内受容体であるCAR、PPARα、AHRの活性化パターンに基づいて分類し、短期間での発がん性予測システムの開発を目指した。現在の発がん性評価は2年間のラット発がん性試験が標準 … 続きを読む →
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令和5年度化学物質規制対策「大学・公的研究機関と連携した化学物質管理高度化推進事業(ライフサイクルアセスメントの視点に基づく化学物質管理のあり方)」調査報告書

掲載日: 2024年11月8日
委託元: 経済産業省
委託事業者: 国立大学法人大阪大学
担当課室: 製造産業局化学物質管理課化学物質リスク評価室
この報告は、化学物質のライフサイクル全体を通じた管理のあり方について書かれた報告書である。 近年の国際的な化学物質管理において、国連環境計画によるポスト SAICM(国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ)では、ライフサイクル全体を通じた化学物質管理や有害性情報公開のあり方が議論されている。本事業では、持続可能な社会実現のため、再生可能エネルギー導入による化学物質由来のリスクトレードオフの評 … 続きを読む →
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令和5年度化学物質規制対策(毒性発現予測システムの活用促進に向けた課題等の調査)調査報告書

掲載日: 2024年10月30日
委託元: 経済産業省
委託事業者: 国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
担当課室: 製造産業局化学物質管理課化学物質リスク評価室
この報告は、毒性発現予測システム(AI-SHIPS)の社会実装に向けた課題と対応策について調査した報告書である。従来の化学物質安全性評価は動物実験に依存していたが、費用・時間・動物福祉の観点から、化学構造から毒性を予測するQSAR等の代替手法が求められている。平成29年度から5年間で開発されたAI-SHIPSは、化学構造、体内動態、インビトロ試験データを学習データとして毒性発現機序情報を提示可能な … 続きを読む →
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令和5年度化学物質規制対策(化管法の見直しに関する調査)調査報告書

掲載日: 2024年10月26日
委託元: 経済産業省
委託事業者: みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
担当課室: 製造産業局化学物質管理課化学物質リスク評価室
この報告は、化学物質の排出量の把握及び管理の改善に関する法律(化管法)の見直しに関する調査について書かれた報告書である。経済産業省の委託事業として令和5年度に実施された調査の成果をまとめており、化管法の中長期的課題の検討から具体的な制度改善策まで幅広い内容を扱っている。 本調査の主要な背景として、化管法は平成11年に制定され、事業者による化学物質の自主的管理を促進することを目的としているが、前回見 … 続きを読む →
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令和5年度化学物質規制対策(化学物質の分解性及び蓄積性に係る総合的評価の導入に関する調査)報告書

掲載日: 2024年10月22日
委託元: 経済産業省
委託事業者: 一般財団法人化学物質評価研究機構
担当課室: 製造産業局化学物質管理課化学物質安全室
この報告は、令和5年度に実施された化学物質規制対策における分解性及び蓄積性の総合的評価導入に関する調査について書かれた報告書である。 化審法では新規化学物質について法定試験法に基づく分解性、蓄積性、毒性等の試験結果により国が審査を実施しているが、法定試験法のみでは実環境中での化学物質の挙動を十分にカバーできないという課題がある。また、国際的に認められた多数の試験法に基づくデータの利用が進んでいない … 続きを読む →
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令和5年度化学物質規制対策(餌料投与法における試験条件の精緻化に関する調査)報告書

掲載日: 2024年10月22日
委託元: 経済産業省
委託事業者: 一般財団法人化学物質評価研究機構
担当課室: 製造産業局化学物質管理課化学物質安全室
この報告は、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)において、難水溶性物質等の蓄積性評価の精度向上を図るための餌料投与法の試験条件の精緻化について書かれた報告書である。従来の水暴露法では評価が困難な難水溶性物質に対し、平成30年度から導入された餌料投与法による濃縮度試験において、生物濃縮係数(BMF)の試験結果にばらつきが生じることが課題となっており、信頼性の高い試験データを取得するた … 続きを読む →
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