令和6年度経済産業省デジタルプラットフォーム構築事業(行政サービスデザインに向けた伴走支援・検討に関する調査事業)調査報告書

掲載日: 2025年7月28日
委託元: 経済産業省
担当課室: 大臣官房デジタル・トランスフォーメーション室
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令和6年度経済産業省デジタルプラットフォーム構築事業(行政サービスデザインに向けた伴走支援・検討に関する調査事業)調査報告書のサムネイル

報告書概要

この報告は、令和6年度経済産業省デジタルプラットフォーム構築事業における行政サービスデザインに向けた伴走支援・検討に関する調査について書かれた報告書である。本事業は、事業者等の利便性向上のため利用者視点に立った行政サービスのBPRを実施し、サービスデザイン思考に基づいたサービス設計を行う必要がある背景において実施された。現状の課題として、行政機関等が提供するサービスにおいてUI/UX、アクセシビリティが確保できていないこと、特に各局や担当課室の職員が運用する情報システムにおいてデザイン領域の課題があることが挙げられている。また、サービスデザインプロセスの実施やUI/UX、アクセシビリティ向上について永続的な取組を行うためのプロセス整備等が不十分であることも問題として指摘されている。本事業では、DXの取組のうちデザイン領域に特化し、GSS移行に伴うイントラネットサイト移行を対象に担当課室への伴走支援を行いガイドライン等の整備をしながらボトムアップで改善を図ることを目的としている。さらに、将来的な政策へのデザインアプローチを見据えながら行政サービスデザイン活動に向けた検討を行い、来年度以降に必要な実施項目の検討やロードマップ策定を行うことも目標としている。行政におけるデザイン領域は政策デザイン、行政サービスデザイン、インタラクションデザインの3つに分けられ、本事業では行政サービスやシステム等を対象とする行政サービスデザインとプロダクトやコミュニケーションを対象とするインタラクションデザインをスコープとして設定されている。