令和6年度技術協力活用型・新興国市場開拓事業(国際化促進インターンシップ事業)事業報告書

掲載日: 2025年6月23日
委託元: 経済産業省
担当課室: 通商政策局貿易振興課技術・人材協力室
元の掲載ページ: 掲載元を見る
令和6年度技術協力活用型・新興国市場開拓事業(国際化促進インターンシップ事業)事業報告書のサムネイル

報告書概要

この報告は、令和6年度経済産業省委託事業である技術協力活用型・新興国市場開拓事業(国際化促進インターンシップ事業)について書かれた報告書である。日本企業の競争力強化に必要な高度外国人材の活用促進を目的として、中堅・中小企業における高度外国人材とのつながり不足の課題解決を図った事業である。フォースバレー・コンシェルジュ株式会社が事業実施主体となり、2024年5月から11月にかけて約7か月間の準備・実施期間を経て行われた。事業は61社の日本企業が参加し、対面形式40社、オンライン形式21社に分かれて実施された。インターンシップ対象者は開発途上国国籍の高度技術保有者で、中華人民共和国を除くOECD/DACリスト掲載国出身者が要件とされた。事業実施前段階では受入企業・インターンの募集広報活動、マッチング、事前研修、受入準備支援を行った。実施中は日報による進捗管理、中間面談によるサポート、採用マッチングに向けた支援体制を構築した。実施後は成果発表会、就職支援、日本語学習支援、成果普及活動として成果報告会・評議会の開催、成果事例集作成を実施した。事業成果として高度外国人材受入体制整備への意識醸成、外国人材採用・活用促進、日本での就職意欲向上が確認された。最終的に本事業を通じた外国人材の継続的活用に向けた環境整備と体制強化、ミスマッチの少ない就業促進という目的達成に向けた具体的な知見と実績が蓄積された。