令和2年度経済産業省デジタルプラットフォーム構築事業(ローコードツールを活用したGビズフォームの導入実証・調査事業)最終報告書

掲載日: 2022年11月18日
委託元: 経済産業省
担当課室: 商務情報政策局総務課情報プロジェクト室
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令和2年度経済産業省デジタルプラットフォーム構築事業(ローコードツールを活用したGビズフォームの導入実証・調査事業)最終報告書のサムネイル

報告書概要

この報告は、令和2年度経済産業省デジタルプラットフォーム構築事業におけるローコードツールを活用したGビズフォームの導入実証・調査事業について書かれた報告書である。インフォシェア株式会社が令和4年3月29日に提出した最終報告書であり、事業実施の作業内容をまとめている。本事業は3つの主要な活動に分けられる。第一に、省内で運営するためのCenter of Excellence体制整備に向けた課題抽出および対策スキーム策定・環境整備支援である。この活動では、多数の開発事業者が個々の申請開発事業を並行して実施できるようCoE策定を実施し、共通の開発フロー策定、規則・制限の全体統一、経済産業省情報プロジェクト室・CoE事業者・開発事業者の三者間のコミュニケーションハブとなるGFコミュニティの構想を行った。第二に、Gビズフォーム環境の運用・メンテナンスでは、令和2年度の事業で運用開始した複数の電子申請事業に関する改修と保守、前事業の申し送り事項や実運用待ちとなっていたものの完成とリリースを実施した。さらにGビズフォーム全体のセキュリティ見直しやデザインの統一などの改善を図った。第三に、Gビズフォームに必要な環境整備では、開発事業者および経済産業省職員が過不足なく利用できるようライセンスの選択と調達を実施した。事業実施スケジュールは当初の想定どおり、9月から12月にかけてCoEの外形を整え、1月から3月には複数の開発事業者が参加してCoEの規則を実際の事業運用に適用しPDCAを実施する形となった。本事業により、開発規則ドキュメント、移行手順標準化ドキュメント、各種ツール調査報告ドキュメントなどの成果物が作成され、CoE策定後の運用実績として4つの事業でリクエスト数103件、コミュニケーション数204件の実績が記録された。