令和3年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業(医療機器産業のプレイヤー動向と課題に関する調査)報告書

掲載日: 2022年10月6日
委託元: 経済産業省
担当課室: 商務・サービスグループヘルスケア産業課医療・福祉機器産業室
元の掲載ページ: 掲載元を見る
令和3年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業(医療機器産業のプレイヤー動向と課題に関する調査)報告書のサムネイル

報告書概要

この報告は、医療機器産業のプレーヤー動向と課題に関する調査について書かれた報告書である。近年のデータ利活用の進展や新型コロナウイルス感染拡大により、医療機器産業を取り巻く環境変化が加速している状況を背景として、我が国の医療機器産業が革新的な医療機器を生み出し発展するために、国内外の主要企業や新興企業の動向把握を目的とした調査が実施された。調査方法としては、医療機器産業の市場規模と過去10年程度の推移、日本と諸外国間の貿易額、各機器の主要プレイヤーや技術進化状況について詳細な分析が行われた。対象国については医療機器産業の成熟度や関連スタートアップの組成状況から10か国程度が抽出された。具体的な調査対象機器として内視鏡、CT、脳波・神経伝導機器、X線、画像診断・ワークフロー効率化ソフト、輸液装置、メカノセラピーが選定され、それぞれの技術進化状況と主要企業の動向が分析された。我が国企業の状況については、主要企業の取組状況と新興企業の現状及び懸念される状況の原因が推察された。調査結果から、今後必要となる施策の方向性として、我が国医療機器産業発展促進に必要な施策、投資を促すべき技術分野、エコシステムの整備について提言がまとめられている。特に注目される新興企業として、Neuralink、Axonics、Vicarious Surgical、Click Therapeuticsなど、脳波計測、神経刺激、手術支援ロボット、デジタル治療機器などの先進分野で活動する企業が挙げられており、これらの企業動向が我が国の研究開発予算の方向性検討に重要な示唆を提供するものとなっている。