令和3年度重要技術管理体制強化事業(国際レジームリスト品に係る動向等調査)報告書

掲載日: 2023年3月2日
委託元: 経済産業省
担当課室: 貿易経済協力局貿易管理部安全保障貿易管理政策課技術調査室
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報告書概要

この報告は、輸出貿易管理令に規定される重要技術管理体制強化事業における国際レジームリスト品の動向調査について書かれた報告書である。株式会社三菱ケミカルリサーチが令和3年度に実施した調査で、輸出令第4項から第12項にわたる33品目の技術・製品について詳細な分析を行っている。調査対象には熱電池、ロケット・無人航空機用A/D変換器、集積回路、マイクロ波機器、超電導材料装置、高電圧用コンデンサ、半導体製造装置、レジスト、化合物半導体基板、多結晶基板、光センサー製造用マスク、燃料電池などが含まれる。各品目について国際協定との対比、MTCR規制との整合性確認、主要用途の分析、規制対象の可視化を実施している。特に熱電池については溶融塩を電解質とする電池の仕組みや特性、軍事・宇宙開発での利用実態を詳述し、300km以上の航続距離を持つロケット・無人航空機への使用に関する規制要件を明確化している。半導体関連では製造装置、基板材料、化学物質の技術仕様と軍民両用性について分析し、燃料電池では潜水艦用途など軍事利用の可能性を検討している。本調査は安全保障貿易管理の観点から重要技術の流出防止と適切な管理体制構築に資する基礎資料として位置付けられている。