令和3年度デジタル取引環境整備事業(各種デジタルプラットフォームに関するSNS投稿のモニタリング調査)成果報告書 ECモール Amazon・Yahoo!ショッピング・楽天市場SNS話題調査

掲載日: 2023年5月26日
委託元: 経済産業省
担当課室: 商務情報政策局情報経済課
元の掲載ページ: 掲載元を見る
令和3年度デジタル取引環境整備事業(各種デジタルプラットフォームに関するSNS投稿のモニタリング調査)成果報告書 ECモール Amazon・Yahoo!ショッピング・楽天市場SNS話題調査のサムネイル

報告書概要

この報告は、ECモール3社(Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場)のTwitter上での話題調査について書かれた報告書である。調査期間は2020年10月から2021年9月までの1年間で、各ECモールの投稿量と傾向を分析している。話題量ではAmazonが752万件と圧倒的に多く、楽天市場が239万件、Yahoo!ショッピングが9万件となっている。いずれのECモールもセール開催日に話題量が顕著に増加する傾向が見られ、プライムデーやサイバーマンデー、超PayPay祭りなどのイベント時に投稿が集中している。Amazonでは商標侵害をしている外国製商品が検索上位に表示される問題や転売業者への批判投稿が拡散され、適切な審査体制の必要性が指摘されている。一方で「量販店で買った方が安い」といったニュートラルからポジティブな話題も多く見られている。キャンペーンやセールに関する投稿が中心となっており、出店や出品に関する情報は全体の中では目立たない結果となっている。頻出単語としてはセールやキャンペーン関連の用語が上位を占めており、転売対策や商品審査体制の改善が求められている状況が浮き彫りになっている。