令和3年度平常時及び緊急時における石油需給動向等調査(石油産業情報化推進調査)(令和4年度歳出化分)石油統計速報、資源・エネルギー統計月報(確報)、資源・エネルギー統計年報

掲載日: 2023年9月22日
委託元: 経済産業省
担当課室: 資源エネルギー庁資源・燃料部政策課
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令和3年度平常時及び緊急時における石油需給動向等調査(石油産業情報化推進調査)(令和4年度歳出化分)石油統計速報、資源・エネルギー統計月報(確報)、資源・エネルギー統計年報のサムネイル

報告書概要

この報告は、令和3年度平常時及び緊急時における石油需給動向等調査について書かれた報告書である。本調査は、石油産業情報化推進調査として資源エネルギー庁が実施し、石油統計速報、資源・エネルギー統計月報及び年報の作成を目的としている。報告書では、令和4年3月から令和5年2月までの石油統計速報データを中心に、原油輸入、石油製品生産、在庫状況等の詳細な分析が行われている。原油輸入については、中東地域からの輸入が全体の93.3%を占め、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールが主要な輸入先となっている。具体的には、サウジアラビアから34.2%、アラブ首長国連邦から38.3%、カタールから9.2%の原油を輸入しており、中東依存度の高さが確認されている。石油製品の生産状況では、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、重油等の各品目について前月比及び前年同月比での増減を分析している。特にガソリン生産は前月比107.4%、前年同月比105.0%と堅調な伸びを示している一方、重油については前月比126.1%と大幅な増加を記録している。在庫状況については、製油所、石油製品製造業者販売部門、輸入業者の在庫データを総合的に把握し、月末在庫量の推移を詳細に追跡している。輸出入動向では、石油製品の輸入が前月比82.0%、前年同月比62.3%となり、輸出は前月比101.8%、前年同月比116.1%を記録している。本統計は、石油産業の動向把握及び政策立案の基礎資料として重要な役割を果たしており、今後も継続的な調査実施が予定されている。