令和元年度平常時及び緊急時における石油需給動向等調査(緊急時運用に関する調査)

掲載日: 2020年12月24日
委託元: 経済産業省
担当課室: 資源エネルギー庁資源・燃料部政策課
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報告書概要

この報告は、緊急時における石油需給動向の調査運用システムについて書かれた報告書である。令和元年度に実施された平常時及び緊急時における石油需給動向等調査の一環として、緊急時運用に関する具体的な調査手法と実施体制が詳細に検討されている。調査基礎資料として、緊急時運用時用の調査票一式、記入例、運用報告記入要領、集計帳票、アンケート用紙、ヒアリング項目が整備されている。調査票には原油・石油ガスの船積計画、船舶輸送状況、石油輸入実績、石油輸出実績に関する複数の様式が含まれており、それぞれ原油はバレル単位、石油ガスはトン単位、燃料油はキロリットル単位で数量を把握する仕組みとなっている。船積完了予定日、到着予定日、陸揚予定地、送主、原供給者、積出港、船舶名称などの詳細な輸送情報を収集する体制が構築されている。輸入実績については原油輸入実績、石油製品輸入実績を保税輸入品の有無で区分して把握し、輸出実績についても同様に保税輸出品を区別して管理している。アンケート調査では訓練の事前説明会に関する意見収集や、緊急時のデータ報告方法の確認が行われている。株式会社サーベイリサーチセンターが調査実施機関として関与し、資源エネルギー庁資源・燃料部政策課が所管している。緊急時における石油供給の安定確保に向けた情報収集システムの確立が図られている。