令和元年度産業標準化推進事業委託費 戦略的国際標準化加速事業 国際ルールインテリジェンスに関する調査(世界BOSAIフォーラムにおける地産地防のフレームの国際標準化提案に向けた調査)調査報告書

掲載日: 2021年9月17日
委託元: 経済産業省
担当課室: 経済産業政策局産業創造課
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令和元年度産業標準化推進事業委託費 戦略的国際標準化加速事業 国際ルールインテリジェンスに関する調査(世界BOSAIフォーラムにおける地産地防のフレームの国際標準化提案に向けた調査)調査報告書のサムネイル

報告書概要

この報告は、世界BOSAIフォーラムにおける地産地防のフレームの国際標準化提案に向けた調査について書かれた報告書である。東北大学災害科学国際研究所が令和元年度に実施した調査では、仙台防災枠組を踏まえた防災の国際標準化を目指し、多角的なアプローチを展開した。まず2019年9月に防災アイデアソン「Bosai Startups in Japan」を開催し、防災関係者に限らず幅広い参加者を集めて防災スタートアップの活動紹介を行った。続いて11月の第2回世界BOSAIフォーラムにて企画セッション「地産地防の国際標準化―東北・仙台からの提案―」を実施し、国内外13名の有識者が登壇して防災の国際標準化について議論を深めた。これらの活動を受けて「防災ISOスマートシティ準備委員会」を設立し、24機関・51名の委員等で構成される体制を構築した。同委員会は3回開催され、防災ISO概念提案について各関係諸団体のコンセンサスを得ることに成功した。先行調査として、大学・研究機関のデータライブラリー調査、自治体の相互支援ルール調査、防災ISO関連のヒアリング調査を実施し、仙台防災枠組と地産地防の関係性を整理した。調査結果から、現状評価のものさしを定義し、優先課題の格付けシステム、継続的改善プロセス、多様なステークホルダーの役割分担が必要であることが明らかとなった。最終的に防災に関する国際標準化に向けた国内体制整備と産業創造に向けた提言をまとめ、我が国の防災・減災産業の海外展開の足がかりとなる方向性を示した。