令和5年度事業 関西における再生医療関連拠点発掘・見学ツアー実現に向けた可能性調査事業 (関西における再生医療関連拠点情報)

掲載日: 2025年3月12日
委託元: 経済産業省
担当課室: 近畿経済産業局地域経済部バイオ・医療機器技術振興課
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報告書概要

この報告は、関西における再生医療関連拠点の情報とそのポテンシャルについて書かれた報告書である。日本政府は再生医療を重点市場領域の一つに位置づけており、関西では京都大学iPS細胞研究所、大阪大学、神戸大学をはじめとする各拠点で世界をリードする再生医療研究と産業化に向けた取り組みが進められている。既に厚生労働省の承認を得た再生医療等製品や実用化段階に入った研究も存在する。関西は日本の中心に位置し、関西国際空港や大阪・神戸の大型港湾を擁する国際貿易拠点であり、首都圏に次ぐ国内第二の経済圏として、移動時間30分から1時間程度のコンパクトな範囲内にライフサイエンス分野の機関が集積している。2024年春には再生医療をベースとした最先端未来医療の実用化・産業化を目指すNakanoshima Qrossが大阪・中之島にオープン予定であり、2025年の大阪・関西万博では大阪ヘルスケアパビリオンでiPS細胞による生きる心臓モデルの展示など、関西の再生医療ポテンシャルが発信される。報告書には京都大学iPS細胞研究所、大阪大学各研究センター、神戸大学医学部附属病院国際がん医療・研究センターなど主要7拠点の詳細情報と、関西再生医療関連拠点ツアーの3つのモデルケースが含まれている。